2011-06-12
囲碁のサークルで使っていた市民センターの被害が大きくて三カ月過ぎた現在もいつ再開できるか見通しが立たない。
このたび、ようやく地域生活支援(NP0)のサロンを借りることになった。
土曜日Mさんの車で行ったらサロンの前に仲間がいて困った様子、
カギがなくて中に入れないのだという。
サロンは平日だけで土日は閉じているのを交渉して、使わせてもらえることになっていた。代表がカギのありかを聞いたのだが見つからないという。
時間になって全員集まったが、管理している人の電話もわからず、このまま帰るしかと諦めていたら、Mさんが「あったよ〜♪」と
カギをひらひらさせて笑っていた。
具体的にここに書くわけにはいかないが
さりげないところに見えないように置いてあったそうだ。
やれやれ。Mさんすごいね〜
一件落着と思いきや、部屋は二つあり、貸してもらう隣の部屋もカギがかかっていた。
どうしようと一同ウロウロしていたらまたもMさんがカギを見つけた。
よかった、よかった、Mさんすごいね〜
そして、第三弾、部屋が暗い。スイッチは二か所もあるのにどれを押してもメーンの電気がつかないのだ。
すると衝立の蔭から「ここにあったよ〜」とMさんの声がして部屋がパッと明るくなった。
Mさん、すごいね〜 名探偵だわ♪@@!みんな感心した。
10人もいる人が見つけられないものを3度も探し出すのはまるで
超能力を持っているみたいだ。
日頃から私はずいぶんとMさんに助けてもらっている。
Mさんという人は会場作りなどする時いつでも一番難儀な場所にさりげなく立っているような人だ。
このたびの地震でもライフラインの途絶えた中での暮らしの知恵を数々聞かせてもらった。
超能力のように見えて 実はMさんの暮らしから自然に身に着いた知恵なのだ、
のほほんといい加減に暮らしてきた私とは違うと思った。
何事にも誠実に誤魔化さずに生きているから 豊富な体験の中で とっさのとき知恵が閃くのだろう。
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